開発機としてmacを使わないのは老害かもしれない。

ひさびさにSeasar Conferenceにいってみた。


大分、Javaから(心理的に)離れているせいか、ときめかない自分に驚く。
そもそもGAE絡みを聞こうと思ってたのだけれども、bigtableのコマは人が多すぎて入れず。
最初のコマの『GAEを制限の厳しさや、RDBが使えないことで使えないと判断するのは、老害だ』という、ひがさんの扇動的な言葉でbigtableのコマは増えたのかな。
そういう風に言われると余計にGAEを使いたくなくなる天邪鬼な僕。


確かにRDBは、設計などの初期コストもかかるし、途中での修正がおよぼす影響も大きいので、
将来的に、key-value型(を基礎とした技術)でデータストアすることが主流になる可能性はあると思うけれど、
現状で、key-valueRDBを置きかえることは、不可能なのは事実じゃないのかな。
それをやれても余計に複雑になりそうだし、現実的な実行速度がでないでしょう。
現実問題として、シンプルなデータ構造で実現できるものにはkey-value型は、
設計・開発効率や、実行速度や、スケールしやすさなどでメリットを出せると思うけど、
複雑なデータ構造になる場合は、やはりRDBの方が適している場合も多いのだと思う。
ま、データ構造をシンプルにできるように考えて、key-valueで極力済むように考えるべきだとは思うけど。
key-valueが主流になる向きは(一部の人からするともうすでになっているということかもしれないけど)、
RDBっていたずらに複雑すぎる気はするし(ただ、自分の理解が低いってだけかもしれんが)、
考えかたはやはりシンプルな方が正しいのではないだろうか。
zopeのzodbとかオブジェクトデータベースって極論すれば、key-valueだと思うし、
ただ、実行速度がネックになっているのは事実だとおもう。
いや、オブジェクトデータベースがいいかどうかはなんとも言えないんだけど。


今週は、GDDに3日連続で行って、非常につかれてた。
だから、bigtableの話が聞けないとなると判ると帰ることに。
あと、Jiemamyの話がおもしろかった。seasarとは別のプロジェクトらしいけど、
いい意味で、初期のseasarコミュニティの内輪乗り感があって楽しそうだった。
ここのプレゼンはmackeynoteだったけど、javaコミュニティの特性なのか、
seasarコミュニティの特性なのか、mac率の低さに驚いた。
GDDにしろ、rubyとか、LL系とか、mac率は5割はかたいのにね。
あ、のこり4割はThink Padね。
真似して、『開発機としてmacを使わないのは老害かもしれない。』とか言ってみとく。
まぁ、なんの影響もありませんが。


最大の収穫は、きしださんと久しぶりにお会いできたことぐらいかな。
たけぞうさんとは話そびれたけど。