CPUのプロセス(タスク)機能

『はじめて読む486』より
p.262

(486の)タスク機能とは、オペレーティングシステムマルチタスクを処理する部分でタスク切り替えの瞬間に実行する処理を特定のモデルに基づいて集約し、CPUに内蔵したものです。
(中略)
486のモデルとは異なる形態でのマルチタスク機能を組み込もうとする場合には、486のタスク機能を使わずに、タスク機能を独自に作成した方がよいかもしれません。

という話からすると、もともとプロセス(タスク)の機能はオペレーティングシステム側で提供するもので、CPU側の機能ではなかったんだろうけど、CPU側の機能拡張によって、現在では提供できる分だけ提供しているのかな。
だから、そのCPU側の機能を使わずに、OS側で独自作成したほうがよいこともあるよ、という記述になるんでしょうね。


486と比べて、『はじめて読む8086』の方には、タスクもプロセスも単語はでてきてないですね。
8086ではCPUの機能としては、提供していなかったのかな?